偶々、北海道で民族学者の泉靖一氏と約半世紀弱前に面識を得た事がきっかけとなり、民族学・民俗学関連に興味を持つようになった。あくまでも趣味としての読書だけだが、宮本常一の著書には深く教えられる所があり、読み返すことが多い。壱岐・対馬はこの宮本常一・泉靖一両氏が極めて関心の高かった所だ、そんな意味でも今回の20年ぶりの対馬は、改めて時代の進展の早さ・変化の模様を見ることができた。宮本常一の努力を捧げた離島振興法のお陰で、確かに20年前に比較すると、格段の差ぐらい道路は舗装・整備されていたが、観光・地域産業にどれだけ貢献しているのか?は良く分からない。昨年は韓国人観光客が日本人の10倍になっているそうだが、これも地元繁栄に役立っているのかも?本当のところ分からないのだろう。帰り対馬飛行場の売店で 宮本常一「壱岐・対馬を巡る」 地元の有志による出版物が売られていたので、早速購入した。地元の方が宮本常一を通して、地域を見直している活動が分かり、なんとなく嬉しい気持ちになってしまった。




















by 伊達直人
おおきな樹木